プログラマーの三大美徳

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b3/Larry_Wall_YAPC_2007.jpg/225px-Larry_Wall_YAPC_2007.jpgPerl というフリーソフトウェアプログラミング言語がある。インタプリタではあるが処理速度はそこそこ速く、複雑な処理をすごく簡潔に書けたりする。1980年代に作られた古い言語にもかかわらず、現在でもインターネット上で広く使われていることが、その実用性の高さを物語っている。そのPerlを開発したのが、ラリー・ウォールという天才プログラマだ。

彼はまた、「プログラマの三大美徳」を唱えたことでも知られている。小飼弾氏によれば、これらのうち一つでも欠くようであれば、今すぐプログラマをやめて転職すべきだそうだ。それぐらい、プログラマにとっては重要な資質ということだ。

その三大美徳の内容は、きっとあなたが考えているものとはかなり違っていると思う。ラリー・ウォールによるプログラマの三大美徳とは、①無精(Laziness)、②短気(Impatience)、③傲慢(Hubris)である。

  • 無精であればあるほど、最低限の労力で仕事を達成しようとする。無駄のない効率的な処理を追求するようになる。
  • 短気であればあるほど、手早く仕事を終わらせようとする。再利用可能なプログラムや、高速な処理速度を追求するようになる。
  • 傲慢であればあるほど、自分のプログラムの品質には絶対的な自信を持つ。自尊心を満足させるために、とことんまで品質を追求し続ける。

あ〜、私って、医者よりプログラマに向いているんじゃないか?